(調査報告)

体育授業における困難さを解決する方法
− 特別支援学校(知的障害)小学部教師を対象に −


要 旨:特別支援学校(知的障害)小学部教師が、体育授業において抱える困難さの解決方法を明らかにすることを目的とした。12校250名を対象に、自記式質問紙調査を実施した。有効回答は、188名であった(回収率75.2%)。体育授業において抱える困難さの高低により対象者を2群にわけ、現在の解決方法と今後希望する解決に関する得点を比較した。その結果、現在の解決方法について、困難さが低い群は、「専門書・雑誌を読んで勉強する」「示範ができるようになるため、自主的に練習する」「他校の先生に相談する」「地区の研究会に参加する」の得点が高いことが示された。体育授業に関する困難さが少ない教師は、自ら知識を求めて勉強をしたり、相談をしたりすることや、身近な研究会に参加していることが明らかになった。教員同士のつながりが解決の手立てとなっていることは、特別支援学校における教師の現職研修を検討する上で、重要な示唆となろう。

キーワード:教師  知的障害  体育  小学部  特別支援学校



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