(原著論文)

特別な支援を必要とする幼児の行動特徴と保護者の養育態度の関係性に関する調査研究

要 旨:本研究は,特別な支援を必要とする幼児の保護者への支援への基礎となる養育行動に関する知見を得ることを目的とされた。幼児の保護者に日本版Strengths and Difficulties Questionnaireと親の養育態度尺度の実施を依頼し,父親,母親,幼児の915組から回答を得られ,分析がなされた。保護者は保育者より,男児の多動,仲間関係,女児の行為,情緒,仲間関係の評定得点が有意に低いことに配慮した関わりの必要性が指摘された。行動全般ならびに行為面での支援度が高い男児の父親はこれらの支援度が引くい男児の父親よりも応答性が低いこと,向社会性での支援度が高い女児の父親は支援度が低い女児の父親よりも応答性が低いこと,向社会性での支援度が高い男児の母親は支援度が低い男児の母親より統制,応答性が低いこと,仲間関係で支援度が高い女児の母親は支援度が低い女児の母親よりも統制が高いことに配慮した関わりの必要性が指摘された。

キーワード:特別な支援を必要とする幼児   養育態度   調査研究



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