(調査報告)

特別支援教育における教師の研修ニーズと専門性向上に関する調査研究
− 効果的・効率的な研修システムの検討 −


要旨:本研究は,特別支援教育の現職教員研修における新たな研修システムの開発に向け,現職教員の研修ニーズを明らかにすることを目的とした。関東地域の通常学級・特別支援学級・通級指導教室(特別支援教室)・特別支援学校の教員1148名を対象に,質問紙調査を実施し,結果を分析するとともに,前報(今後希望する研修内容等に関する調査)との比較・分析も行った。効果的・効率的な教員研修モデルについては様々な希望があることが明らかになった。また質の高い,高度な専門性を身につけられる研修については前報と比較して,教員の所属による差はあまり見られなかった。この結果から,特別支援教育に携わる教員が客観的に必要であるとする研修は,共通する点が多いのではないかと考えられた。一方で,研修スタイル・方法については教員の所属による差がみられ,校内研修と校外研修のバランスや,それらをつなぐシステム構築の必要性が示唆された。

キーワード:特別支援教育   現職教員研修   研修ニーズ


本文PDF  (画面での閲覧に制限されております)

ご意見投稿掲示板