(実践研究論文)

小学校の一斉指導場面における子どもの学習参加を促す手立て

要旨:本稿では、小学校における一斉指導場面の「参加」を促す6つの手立ての有効性について検討することを目的とした。6つの手立てとは①机間指導の際の赤ペンによる肯定的評価、②複数回のペア活動、③意志表出としての起立・着席、④個別の実態把握としてのノートに書く活動、⑤指導者の説明を「聞くルール」としての「目で合図」、⑥意志表出のための選択する活動の設定、であった。結果は以下である。第一に、書く活動や意思表出としての起立・着席として子ども自身が動く活動を取り入れることとともに、学力差に影響されない発問や肯定的な即時評価、活動のパターン化が授業における配慮として有効に機能した。第二に、授業実践を進めつつ、子どもの実態を踏まえた柔軟な手立ての変更を行う必要があることも明らかとなった。

キーワード:通常学級  一斉指導  個の学び  学習参加


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