(実践研究)

小学校におけるインクルーシブな学級集団づくりに関する一考察

要旨:特別な教育的支援を必要としている児童を中心とした学級づくりを行うことによって,インクルーシブな学級集団を構成できるかについて,特別支援教育の視点から考察した.
第一に,学級の中に特別な教育的支援を必要としている児童の居場所をつくり,本人の意思決定を尊重していくことで,学級担任が信頼できる存在であると認識させる.第二に,学級の児童に特別な教育的支援を必要としている児童への理解を深めることを通して,接し方を身につけさせる.特別な教育的支援を必要としている児童と学級の児童の思いをつなげることで,信頼関係づくりに取組む.第三に,多様性を認め合える学級づくりに取組むことで,児童一人一人にとって安全で安心できる居心地のよい学級に育てる.
結果として, 1年間を見通した学級の成長を意識させた特別な教育的支援を必要としている児童を中心とした学級づくりに取組むことで,インクルーシブな学級集団を構成できると考察した.

キーワード:インクルーシブ教育   特別支援教育   多様性   学級づくり


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